水虫の薬の効果的な使い方
暖かくなってくると、患者さんが増える病気がいくつかありますが、今回は「水虫」について情報をお届けいたします。
水虫の薬の効果的な使い方、それはなにより
「見た目が治ったように見えても、しばらくは使い続けること」
です。
治ったように見えても、水虫の菌の増殖が抑えられただけで、薬を使うのをやめてしまうと再び増殖し始めてしまい、症状が再発する可能性があります。
さらに、皮膚の深いところに水虫の菌が入り込んでしまっている場合もあります。
古い皮膚がはがれ落ち、新しい皮膚が中から出てくるのにあわせて水虫の菌も表面に出てきますので
「見た目が治ったように見えても、しばらくは使い続けましょう」
また、足の指の股や足の裏などが水虫になってしまうだけでなく、爪の中に水虫ができる場合もあり、「爪白癬」と呼ばれます。
この場合は、塗り薬での治療が難しく、水虫の菌を殺す「抗真菌薬」と呼ばれる飲み薬が出される場合があります。
水虫かな?と思われる症状がある場合、まずはお近くの皮膚科でご相談ください。
( 06/07/22 )
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